十三仏結衆板碑

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【市指定文化財(考古資料・平成2年4月1日)】
文明2年(1470)11月4日銘。
頂部の山形と二条線が欠損しているが、阿弥陀三尊種子(あみださんぞんしゅじ)が天蓋(てんがい)や、花瓶(けびょう)・香炉(こうろ)・燭台(しょくだい)の三具足(みつぐそく)で荘厳されており、市内で最も装飾的な板碑である。
写真と拓本、詳細な情報については入間市ホームページを参照。
脇侍(きょうじ)の観音・勢至種子は光明真言(こうみょうしんごん)の月輪(がちりん)で囲まれている。
外側には、月輪と蓮座で装飾した十仏種子(右側に大日如来(金剛)・薬師・地蔵・文珠(もんじゅ)・不動。左側に虚空蔵・阿閦(あしゅく)・弥勒(みろく)・普賢(ふげん)・釈迦)が二列に並んでいる(模式図)。
十三仏は、初七日から三十三回忌まで十三回の年忌法要を勤める時の本尊とする仏・菩薩である。

所在地:埼玉県入間市下藤沢980 不動院内

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