藤沢市の文化財(市指定重要文化財)
市指定重要文化財(建造物) 昭和52年(1977)4月13日指定
総高130㎝
火成岩(安山岩)製
江戸時代を通して長後村を治めていた旗本朝岡氏の祖・朝岡丑之助が、寛永19年(1642)に同村の総鎮守であった天満宮に寄進したものです。この石燈籠は、笠石上の宝珠から竿石、基礎石まで完全な奉納当時の姿を保ち、天満宮にある数基の石燈籠の中で最も古く、素朴な味のある石造物です。
所有管理者:天満宮
市指定重要文化財(建造物) 昭和41年(1966)1月17日指定
江の島道の道標です。
江戸前期の鍼医・杉山検校が藤沢宿から江の島へ続く約4㎞の江の島道周辺に48基の道標を建立したと伝えられています。
のちに移設されたものもありますが、市内では藤沢橋脇、白旗神社境内、遊行通りロータリー内、砥上公園、法照寺境内、片瀬小学校、密蔵寺向かい辻、大源太公園、西行戻り松脇、湘南モノレール「湘南江の島」駅付近、片瀬洲鼻通り、江島神社参道福石横の12基が指定されています。
いずれも火成岩製、ほぼ同型同寸(内1基を除く)。
標身高120㎝の尖頭角柱形で四面のうち三面に「一切衆生」「ゑのしま道」「二世安楽」と刻まれています。
所有管理者:藤沢市教育委員会ほか